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3日目 2015/5/5

5:40 ぶうパパ一人カソワリー(ヒクイドリ)散策
以下ぶうパパ談
道で年配のスタッフのおばちゃんとすれ違い、こんな朝早くから散歩?と思ったら
「あなたたちの朝食の準備をするのよ♪」と。
ありがとうございます(^.^)

森の中は真っ暗
森を抜けレストラン前へ。
6:30でもまだこの暗さ

こういう所にカソワリーがいると画になるんだけど~ 


6:40 お土産もなく帰還

7:00過ぎ 朝食がてら散歩。
「朝食前に少し森の中を散歩をしよう」とぶうパパ。
意地でもヘリテージで野生のカソワリーを見たいらしいのです。
でもぶうママは乗り気ではないので、
「レストラン前で川を眺めたりしてプラプラしよう」と、
しぶしぶ?ぶうパパも賛成して、
森に入らずレストラン前で植物や小鳥を観察したり川を眺めたり。



朝早いのもありますが、全部で3~4組くらいしか宿泊してないので、誰とも会わず貸し切り気分です♪貸し切り気分で綺麗なクーパークリークをボ~っと眺めていられるのって凄く贅沢な事かも。

暫くすると後ろの方から人が歩いてくる足音が・・・
朝から森の散策をする人がぶうパパ以外にも居るんだ~と思いつつも、
こういう時こそ英語の出来ないぶう一家は、こちらから話しかけて英語を上達させねば!
なんて思っていると、ぶうパパが「カソ、カソ、カソ!!」って小声でぶうママに!!
「??何?何?」
「え!!?」

うわっ!カソワリー!!!!
こちらの方に歩いてきてるではありませんか。
え~っ!!すでに3メートル位の所まで!!
ぶうパパはすでに撮影、ぶうママは突然の出来事に焦ってカメラの準備が直ぐできず・・・。
幸い目の前に植物や木を植えてある花壇のような物があり、カソワリーとは距離が近いながらも柵のような役目を果たしてくれているので、なんとか準備完了でパチリパチリとシャッターを切ります。



すると、なぜかカソワリーが突然茂みの中へ'ゴソゴソ'と入ってこちらに

「え?まさか突進してくる?・・・ちょ、ちょっと~!!」ぶうママはパニック。
だって3mもない距離から大人の野生のカソワリーがこちらに向かって突進しようとしているのです。こっちに飛びかかろうとしている!!
ぶうパパの後ろに咄嗟に隠れ、近くの椅子の上に乗ろうか? テーブルの上に乗ろうか?
と、どうやって難を逃れるか考えるものの身体はついていけずに空回り(恥)

どうしよう~!!・・・・・しかし、幸いにもこちらに突っ込んでは来ずに、
茂みの中に落ちていたCassowary Plumをついばむと後退。
そしてゴクリ(動画でCassowary Plumが喉を通るのがリアルです)

ふう~、ビックリしたー。突進されるかと思ったよ~。
単にCassowary Plumを食べたかったんだね。
でも茂みの中のCassowary Plumはどうやって判ったんだろう? 臭い?

その後カソワリーは裏道のほうへ。ぶう一家は付かず離れずその後を。



ちょっと毛繕い



そしてレストラン正面へ

レストラン正面前に出るとあっという間に茂みの中へ



この時ちょっと驚いたのは、茂みの中で体が植物と擦れても全くと言っていいほど、音がしないこと。音がするのは枯れ枝や落ち葉を踏んだ時の足音のみでした。

ぶうパパは出て来そうな所へ先回りしようとダッシュ。
ぶうママと二手に分かれて出てきそうな所で待ち構えることに。
しかし、待てども待てどもカソワリーは現れず。小さな茂みなのに何処行ったんだろう?
「茂みを進む音が全くしないので探しようがないね~」とぶうパパ
周りを色々探して見るものの結局見つからず、捜索は諦め朝食へ。


でもこんな近くでカソワリーに遭遇出来て大興奮だったね。
ヘリテージロッジ内で野生のカソワリーを見るという夢が叶った瞬間だったから♪
滞在している大好きなロッジの、しかもレストラン前で野生のカソワリーを見れたっていうのは言葉に表せないくらい嬉しいし、我ながら凄いと思うな~。
「探しに行くではなく、向こうから直ぐ傍まで近付いてい来たっていうのがポイント高いよね!!、ぶうパパ」
ぶうパパの今までの努力は何だったんだろうね(爆)
ぶうママに感謝してよね! こんなに簡単に間近で見れたんだから(^_-)

ジンダルバ公園でも3m以内くらいの距離で野生のカソワリーを見たけれど、ホテルの敷地で野生のカソワリーに遭遇というのは、興奮だけでなく感動するとは想像できなかったね。
共存という言葉が正しいかどうかは判らないけれど、ヘリテージ滞在は旅の中では日常(寝食以外にも多くの時間を過ごす)に近いから、そういう風に感じられるのかな?
'ちゃんと森にカソワリーが暮らしてるんだ~♪'みたいな?

「それにしても、ぶうパパ、茂みの中から突進して来るかもしれないって時は死ぬほど怖かったね。ぶうパパからは2mも無かったでしょ?」
「いやっ、全然怖くなかったよ」
「うそだ~? あんな近くで? ひと飛びだよ、ピョンって!!」
「1.5mもあれば間合いは十分だよ。カソの攻撃動画を見るとキックするときは距離がかなり近いから。それに驚かしたり、危害を加えようとした訳ではないし。」

ムッ、冷たい水の中には中々入れない弱虫なのに・・・。超ビビったのはぶうママだけなんてなんか悔しい

レストランで席に座り朝食を取りに行く前に、ぶうパパが
「飼われている鶏が少し騒がしいから、プールの奥の方を見てみよう」
と言うのでついて行くと、
やった!! いた、いた! スタッフの敷地内でウロウロしてるぅ~!!



スタッフエリアは囲いで覆われているから、こちらから見ると動物園で飼われてるカソワリーみたい(^.^)。でもハビタットのカソワリーと違って絶えず動いて食べ物を探してるね。

ひゃ~、根っこみたいなのも食べてる。

こちらを気にしてブルブルっと体を震わすのは威嚇かな?

しばらく見ているとカソワリーがこちらに大接近してくるものの、金網があるので今度はぶうママはビビりません(笑)←ちょっと後ずさりしたかな(>_<)
その距離数十センチ



でも先ほどと違って感動は・・・無し? 網がありますからね。
ただ写真を撮ったり眺めているだけな感じ。

このカソワリーは小さめで、赤いヒダも小さく、ぶうパパは雄だと言うけれど、首を上に伸ばすと、意外にデカイ!! ぶうママ位の高さかも?



それにしてもずっとウロウロしてるね、このカソ・・・・。

もう十分と言うほどカソワリーを見たので、おばちゃん(オーナー)に
「カソワリーがいるよ!」と呼びに
"ここでカソワリーを見たい見たい"と言っていたので報告したくて。

おばちゃんはカソワリーを見るととても喜んでくれて「彼は良く来るのよ」と。
おっ! ぶうパパ、雄で当たってたね。

ただカソワリー自体には少し迷惑なようで、
「鶏にキックして傷つけるから2重に囲いを作ったの」
「柵の周りをウロウロしてるのは、柵の中から外に出られなくてこんがらがっているの」
と教えてくれました。割とこんがらがるらしいです(^_-)

他にも違う子が時々敷地内に現れるそうです。
2対1で喋るのでなんとか8割くらい理解できたかな(汗)

さあ~朝ごはん食べよう!!

食事を始めて暫くしてぶうパパが見に行ってもまだカソワリーはこんがらがってたようです。

川も綺麗だね~
カメも発見!! うう~んレストラン直下にクーパークリークってほんと凄い!!

程なくして近くのテーブルに3人家族の方が来たので、ぶうパパと一緒にその家族を案内してあげることに。 しか~し、その場所に行くとカソワリーがいない??
あれ?何処?? 辺りをキョロキョロする家族。
「レストランの前でみつけて・・・ほんの少し前までここにいたんですよ・・・@×△○□」と、焦るぶうパパ

うっ、ガッカリな家族を見るのは辛い・・・(滝汗)
どうしよう~、呼んでこなければ良かったかな。

突然、「Ohh~!!!!!」とおじさん。
やった、カソワリーが戻ってきた♪ 凄い喜びようの家族!! 夢中で撮影!!
ふ~、良かった良かった(ほっ)。

8:45 朝食後、そのままレストランの下流へ散歩



部屋に戻るとぶうパパは部屋の裏側を撮影

以前夜中に部屋の裏から人の足音がしたのはここをカソワリーが歩いていたから?
ノブタかもしれませんが・・・


9:20 アイスクリームファクトリーへ出発
今日はアクティブ!?

Turpentine RdからCape Tribulation Rdを右に行こうとした時、ぶうパパが突然
「あ、カソワリー!!子連れ!! 写真撮って、写真」
「え?どこどこ?」
「ほら?左側の道の向こう側。ちょっとまって近づくから」

車を左折させ近づきますがカソワリー親子は森の中へ
「写真撮れた?」
「あ~ん、親のお尻しか見えなかった」
「ゲ~、失敗したな~。車で近づかないで望遠で撮れば良かった?(涙)」
聞けばヒナを2~3羽連れていたそうです。
ぶうパパも僅かな時間しか見れなていなく、ヒナは動き回っていて森に直ぐに入ってしまったので、正確に何羽いたかまでは判らなかったようです。もしかしたら4羽いたなんてことも?

「え~ん、ヒナ見たかったよう~。いいないいな!ぶうパパは見れて。」
「ほんとに道にカソワリーが出てくるんだね。しかも子連れで」と感慨深げ
「もう一人で余韻に浸らないでよ。ぶうママは見れてないんだから。あ~ん、でもいいな~いいな~。羨ましい。」
「運転しながら最初はあんな所に看板あった? 犬? 熊?って思ったよ。もちろん熊がいないのは判ってるけど」
「でも遠くから見る歩く後ろ姿は、サファリパークのツキノワグマ(笑)」
「ふ~ん、ほんとかな~?」←ちょっと機嫌悪い
ヒナが見れなかったぶうママに気を遣ってか?
「アイスクリームファクトリーに行く前にLync-Havenの近くの砂利道入ってみる?
Google Earthで見たら、くるっと一周してCape Tribulation Rdと繋がっているようだったから。Lync-Havenでよく見られる子連れカソワリーがいるかもよ?」
「うんうん、行く行く!」←急に上機嫌

Lync-Haven近くの砂利道に入ってゆっ~くり走っているとビーイーター発見。
結構近い!! 2羽だったのがいつの間にか3羽に


5分くらいぼ~っと見てたかな。
「いや~、ビーイーター3羽も見れてラッキーだったね」
「そんなのじゃなくてカソのヒナが見たいの!」

ビーイーターが飛び立った後もゆっ~くり走り、辺りを見回すもカソワリーは発見できず。


砂利道も残り後1/3くらいかな~というところで
ぶうパパが「カソカソ」と 「ほんとだ、ぶうママにも見えるよ」

しかも子供を1羽連れてる!! すごい、すごい!
砂利道をこちらに向かって歩いてきています。
「遠くから見るとほんとにツキノワグマみたいだね♪」←超上機嫌

今度は車で近付かずに降りて観察することに。
しかし、こちらに気づいたのか砂利道から森のほうへ歩く親子。

車からそっと降りて撮影。運よく親子は森の中に入らずに立ち止りこちらを警戒。
砂利道の度真中ですが、ぶうパパは車のエンジンを切りゆっくりゆっくり2人で近づきます。
親子は凄く警戒してるようで、親鳥は偶に首を垂直に上げてこちらを見たり、体をブルッと震わせたりします。

15m以内くらいには近づかないようにして観察。ヘリテージで見た雄よりこちらの雄のほうが大きそうです。
野生の親子を観察できるなんてほんとにラッキー!! 踊りだしたい気持ちを抑えて撮影。
暫くすると子供は警戒しなくなったのか親の周りをうろちょろ



う~ん、可愛いい♪♪ 子供は割と活発。親から離れたり近づいたり。そして子供が少し離れてしまうと親が子供の傍へ歩み寄ったりと。
そんな姿を見て "太古の森で正に自然を見ているんだな" とちょっと感慨深げなぶう一家。

やや警戒の解けた親子は反対方向へ歩いて行くので、15mくらいの距離を保ったままついて行きます。









そして程なくして、悠々と森の中へ消えていくカソワリー親子

姿が見えなくなっても余韻に浸りたいのと、もしかしたらまた出てくるかも?との淡い期待で暫くその場に。
ぶうパパによると、いま見た親子はほぼ100%の確率でLync-Havenに姿を現す親子だろう(ネットで見たのより子供は少し大きくなってるし)とのこと。
ちなみに先ほどのヒナたちはこの子供の半分~1/3程度の大きさだったそうです。

「そういえば今日午前中だけで3羽の野生のカソワリーを見たね!!」とぶうパパ
(子供や雛を入れたら6~7羽。)
「これはユリシス伝説でなく、カソワリー伝説になるかも」と
突然興奮気味に言い出すぶうパパ。

ユリシスはデインツリーに来れば極普通に見れるし、一度に10数羽見た事もある蝶。
ユリシス伝説は良い話だけど日本人ガイドが作った伝説だしね・・・。
よし、ならば同じ日本人のぶうパパがカソワリー伝説を作ろう!!
「午前中に野生のカソワリーを3羽(成鳥)見たら幸せになれる!って。これは難しいよ! 絶対!」
「???ちょっとちょっと、ぶうパパ。ぶうちゃん付きのぶうママと結婚出来たんだからもう幸せでしょ?」
「・・・・・・・・(汗)」←暫く沈黙にムカッ
「え~っと、じゃあ、午前中に野生のカソワリーを3羽(成鳥)見たら大金持ちになる!はどう?」
「うん、うん、いいかも!!」←(恥)
でも冷静に考えたら半日で成鳥の野生カソワリーを3羽見るってホントに凄いかも。
オーストラリアでは1500羽程度しか野生でいないって言われているから。
しかし、ぶうパパは「ジンダルバで見たのも雄だったし、今度は雌が見たいな~」と
どこまで欲張りなんでしょう(>_<)

果たしてカソワリー伝説となりますでしょうか。報告は3年後に?!


10:00 アイスクリームファクトリー到着





庭がとっても素敵





今は気温も25℃くらいでカラッとして、とってもいい感じ♪
例えるなら夏の軽井沢の緑豊かなカフェ!

アイスクリームファクトリーはアイスの種類が豊富!!



どれにしようか迷ったけれど、ココナッツとマンゴー&パッションに



パルフェに近い感じで、冷たすぎず甘味も自然で喉も乾かない♪
とっても美味しい~。
手作りで原材料はすべて自然な物を使用してるようです♪♪

アイスを食べた後はこんなことしたり

ギャラリーを見たり

そして記念撮影

とっても楽しかったね!!
アイスクリームカンパニーよりも、こちらのアイスクリームファクトリーのほうが好きかな。
(ワイルダーネスロッジのスタッフもアイスクリームファクトリーを推していました)


11:25 COW BAYビーチ

凄い!! 今までで、一番綺麗なCOW BAYビーチかも





マングローブがいい感じ





日差しが強いので木陰を散歩したり・・・

ホテルへの帰り道
ワイルダーネスロッジ手前の約2Kmのカソワリー出没エリアを、ゆっくり走るもカソワリーは発見できず・・・。当たり前?

12:00過ぎ ランチ



今日も良い天気だからレストランがとってもいい気持ち。
川の水も豊富だし5月で晴れると一番いい時期かも?

クラブサラダ
アボカド、ニンジン、ビーツ、オニオン、ジンジャー、ネギ、グレープフルーツ、イタリアンパセリなどなど具沢山で蟹クラブもGOODな一品。

サギナキチーズ
チーズの表面はこんがりカリカリ。キノコとの相性抜群のソースが絶品なのです。
TO DIE FOR♪


13:10 食後
ランチに来ていたツアーの人たちが泳ぐところを見るのを楽しみにしていたけれど、年配の方たちだから泳がないのかな?


13:30 ブルーホールへ
今日は昨日よりさらに上流のホールへ
トレッキングコースを散策中に上から見つけた場所です。



今日はとても日差しが強いせいか割とすんなり入れたかな。
川の中は熱帯魚のような小魚が沢山で嬉しい



30分くらい川に入っていても平気♪ ここは流れもなく日が当たっていた場所だからかな?

ぶうパパがさらに上流を撮影

泳いだり、ぼや~としたり、大感激のひと時でした。

ここで、もっとまったりしたいのですが、蚊が多いのでプールへ行くことに。
ちょっと寒くもなってきたしね。

戻る途中のレストラン下のブルーホール。絵の具で描いたような青さです♪

あら?先客。女性2人と男性が。小心者のぶう一家はプールを諦め部屋へ。
でも、あの3人はどういう関係なんだろう? 

14:50 ベランダで読書
心地よい風が気持ちいい♪


16:00 再度プールへ
やった!誰もいない♪
夕暮れのプールサイドでまったり。天気が良い夕暮れ時なので何とも言えない幸せな気分。



散歩。
森の中で暫く(10分ほど?)じっとしていると鳥が以外にいるな~。

でもちゃんと写真に撮れたのはこの一枚(涙)。木の上の方は写すのが難しい!!


17:30 部屋で夕飯までちょっと読書


18:00夕食
まずは、XXXXとスパークリングワイン







お気に入りのカレー。いつもの通りでGOOD!
カンガルーは臭みもなく赤ワインソースがGOOD。
う~ん、でも下味が欲しいかも?
テーブルの塩・胡椒をお好みで、なんでしょうけど・・・。

デザートはジャスミン&グリーンティーとエスプレッソ


19:30 今日でヘリテージの夕食が最後かと思うとちょっと悲しい・・・。