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治療生活 ~1年8ヶ月

 大学病院とのお付き合いは、約1年8ヶ月続きました。始めは、胸水が溜まるのに3~4日でしたが、薬の量の調整で、次第に数ヶ月もつようになってきたのです。治療期間中に体重も半分以下になってしまいましたが、いつも元気な鳴き声で、本当に病気なの?と聞かれてしまうほどででした。
 
 初めての大学病院は不安でしたが、何度か通ううちに、ぶうたんは研修医の方に囲まれることにも慣れてきた様子でした。
 ここで、ちょっとヤキモチをやく出来事が。ぶうママにしか抱っこを許さなかったのに、担当助手の女医さんをとっても気に入った様子で、『ぶうちゃんは、抱っこが好きだものね』と言われると、先生の肩に手をかけて、満足げに抱っこをしてもらっていたのです。ぶうたん、分かるよ! だって、S先生は、クリクリっとした大きな目で、とっても美人だもの。ぶうママも、S先生ならしょうがないなって納得。でも、男性嫌いなぶうたんは、主治医のU先生とは全く視線を合わせませんでした(汗)。

 大学病院には、始めのころは3週間に1度のペースで通っていましたが、何よりも大変だったのが車での移動でした。運転のできないぶうママは、タクシーを利用していましたが、車中でずっと鳴いているぶうをなだめるのが大変で。大きなキャリーを購入しましたが、普段が自由気ままな生活なので。箱に押し込められて嫌だったのでしょう。行く先も病院でしたから。時に、猫好きな運転手さんに当たると、飼い猫の話をしてくださったりして、気が楽になったりしました。
 でも、大学病院で長野県から通っている話を聞いたとき『我が家は恵まれているんだ。大変だなんて言っていられない。』と思いました。

 3週間分の様子を先生に話すのは大変なので、『ぶうたん日誌』を印刷して持参しました。胸水が溜まるまでの期間が数ヶ月もつようになると、電話で薬を送って頂いていました。このまま治るのかもと期待もしていましたが、体重の減少はそれを否定するものでした。食べてもなかなか体重には反映されなくて。



2008年12月4日 プレゼント

 この日は、大学病院の日。胸水が溜まるまで数か月もつようになっていたので、久しぶりの通院でした。胸水が溜まるまでの期間が長くなったことで、少し安心していたのですが、別の問題が出てきていました。少し血圧が高いとのことでした。胸水の治療と逆効果になってしまうということでしたが、高血圧対応の薬を入れることになりました。せっかく安定していたので薬が変わることは、とっても心配でした。そして・・・

 もう1つ、大事なイベントの日でもあったのです。ぶうは17歳ということで、厚木愛甲獣医師会より長寿の表彰でした。代わりに先生が賞状を受け取ってきてくださいました。額を購入しリビングの一番景色のよい場所に飾りました。ぶうママの大切な宝物です。