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もうだめかも

もうだめかも 2007年4月21日

 ぶうが寝る時間になっても、お布団の傍で座ったまま横にならないのです。朝方になると時折、舌を出して呼吸していたり。

 病院の始まる時間に合わせてぶうを連れて行きましたが、かなりの混み具合。
受付で『ぶうが苦しそうなんです。』と言った時には涙が…。レントゲンを撮ると胸に水が溜まっていて呼吸が苦しくなっているとのこと。

 でも、今の状態だとショックを与えてしまうから直ぐに水を抜けないから酸素室へ連れていかれました。落ち着いたら水を抜くということで、ぶうを預けて帰宅しました。家に帰っても心配で、ぶうパパが何度も見に行ったりして。

 結局、病院がやっている時間内に水を抜くことができず、夜間救急病院へ連れて行くことに。ずっと酸素室に入っていたおかげて呼吸はだいぶ落ち着いていました。

 夜間救急病院に着くと再び酸素室へ。この時、ぶうパパとぶうママはとっても不安になっていました。
 だって、まるで研修生のような若い先生だったので(ただ童顔だったのかもしれませんが)。この先生、胸水を抜いたことがあるのかしら?と思って。この時点では、ぶうママも胸水をどうやって抜くのか知りませんでした。

 そして金額の説明を聞いた時はびっくり!高い!5万円越え…。今は、それぐらい当然と思うのですが。そして『落ち着いたら胸水を抜きます。でも、万が一のことも覚悟してください』と。処置が出来たら電話しますと言われ、ぶうを置いて家に帰りました。

 二人とも眠れず、もしダメだったらどうしようと話しては涙が止まらない夜を過ごしました。お家が大好きなぶうには、最期の時は大好きな家で見送ってあげたくて。

 早朝5時に病院に電話をしました。ぶうパパの声が明るくなっていたので、ぶうたん頑張れたのかなって。預けて少ししてから胸水を抜くことができたそうです。

 この時から、先生をとても頼もしく感じて信頼できる存在になりました。今でも、ぶうを助けてくれたことに感謝しています。

 少し毛がないのがわかりますか。毛を剃って胸水を抜いた後です。毛が早く生えないかな~って。だって、ぶうたんは女の子だもの!

 この写真は、夜間救急病院から戻って少し落ち着いたときです。お気に入りのチューナーの上でひと休み。
 早速、ぶうが助かったことの報告と前日の支払いをしにかかり付けの病院へ。
 かかり付けの病院では、胸水の原因が分からないので大学病院へ手配してくださいました。

 癌や心臓疾患かもと…。癌という言葉を聞いた時点で、もう長くはないのか、放射線治療をしたら毛が抜け落ちてしまうのか…、人間に照らし合わせて色々なことを考えてしまいました。ぶうは自由奔放に育ったので辛い治療はさせられないと覚悟もし始めて。
 日本大学動物病院の予約が運良く早くに取れ(4/26)たので少し安堵。この時、大学病院にいったら治るのではと甘い期待をしました。

 この日から、簡単にですが、その日の様子『ぶうたん日誌』として書き始めました。とは言っても、共稼ぎの身、昼間の様子は把握できず。それでも、家が会社の近所ということもあり昼休みは家にご飯を食べに帰り様子を確認。夕食も食堂には行かず家で食べるなど、ぶうの様子をこまめに見るようにしました。