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大学病院へ 2007年4月26日

 初の大学病院。この日は、絶食で連れて行かないといけなかったので、朝から大変でした。やっと食欲が出たときでしたので、ご飯ちょうだい、お水飲ませてって。可哀そうだけれど気づかないふりをしたり、気をそらすようにブラッシングしたりと。

 藤沢までの道のりは、ぶうには少し長いものでした。狭いキャリーでは可哀そうなので膝にのせ撫でながら、乗り物酔いもなく無事に到着です。

日本大学動物病院 動物達の大学病院など見たことがなかったので、ぶうも不安だったでしょうが、私たちも不安でした。
 名前を呼ばれて診察室にいくと実習の学生さん達がたくさん並んでいました。ぶうたんは室内飼いなので大勢の人に囲まれることがなかったので興奮状態。(待っている間からずっと鳴きっぱなし。とても病気とは思えない大きな声で)。

 検査をするということで、ぶうを先生にあずけ待つことに。でも、相手は動物です。また、大学病院ということもあり急患もいます。お昼に連れて行き、終わった時には17時をまわっていました。
 待合室で待っている時、ぶうの泣き声が聞こえたりすることもあり、あの部屋の中で何がおこっているのかと不安いっぱいでした。再び名前を呼ばれ診察室に。主治医のU先生から検査結果を説明されビックリ。『不整脈』とのこと。実は、ぶうママも不整脈で苦しんでいたころで、この子も同じ病気になるなんてと。

 まずは、薬を調整して心拍数をあげていく方針となりました。でも、薬で改善できなければペースメーカーという話も出たのでさらなる不安も。薬は1日2回です。薬を注射器で飲ませる方法を教えて頂きました。錠剤はうまく飲ませることが出来ませんでしたが、粉薬は砂糖水に溶くことで、あっという間に上手に飲ませることができるようになりました。

治るの?

 初めて胸水を抜き、大学病院での治療が始まりました、しばらくは4~5日で胸水を抜かなければいけない状況でした。当然ですが、胸水が溜まりだすと呼吸が苦しくなるため食欲もなくなり見ているのが可哀そうでした。
 でも注射のように針をさして胸水を抜くなんて、これも可哀そうで。『人とは違うから簡単ですよ』と言われても…。もし、病院の定休日に呼吸が苦しくなってしまったらと不安は尽きません。
 薬を飲ませても、なかなか胸水が溜まり始める期間も長くならないので、このままずっと抜いていたら死んじゃうよって、この頃はよく泣いていました。
 以前、なかなか錠剤を飲ませることが出来なかった時、「この子を助けるも殺すも飼い主さん次第ですよ」と言われたことを思い出し、私達が、ぶうを守ってあげないとって結束も固くなりました。
 治れば嬉しいけれど、年齢もあったので治らなくてもしかたがないけれど、苦しませないようにしないとって細心の注意をはらうようになってきました。
 まずは、胸水が溜まってきたのかを判断できるように、聴診器(病院で購入)で、ぶうパパが脈拍を測り、ぶうママは安静時の呼を数えと分担ができました。
 だいぶ体重も減ってしまったので、たくさん食べてもらえるように食事も替えました。小さい頃に缶詰をあげても嫌がったので、ずっとあげていませんでしたが、ドライフードより食べやすこともあり色々な種類を購入し、ぶうたん好みをチェック!本当に、どれほどの種類のものを購入したのか判らないくらいです。もちろん、大好きな焼き魚も…。